無職は自費出版小説で食べて行けるか?【203日目】

初めての方向けに

ネットや色んなSNSが当たり前になり、個人が個人に直接、作品や言葉や情報を届ける方法に富むこの時代。

それらをフル活用した時、職を辞したアマチュア物書きは、軍資金が尽きる前に、何にも属さずたった一人で生計を立てる事は可能なのか?

ここは、そんな極めて無謀な挑戦の日々を、力尽きるその日まで綴る場です。

※日誌の内容は、リアルタイムと2,3日のタイムラグがある場合があります。

今日の日誌

ところで、実際には一人称が「ワシ」だったり、語尾が「~じゃろ」なお年寄りって、ほぼ見かけないですよね。私は出会った事がありません。それでも、創作中で敢えて使うのには、理由があります。

例えば、先日の私の以下の140字小説にお爺さんが登場しますが、セリフの語尾を「~じゃろ?」にしました。

当然、書く時に、「実際には、そんな人は滅多にいないのだから、この表現はステレオタイプだしリアリティに欠けるなぁ…」と思いました。

それでも敢えてステレオタイプにした理由は、一言で言えば文字数制限です。

140字という非常に少ない文字制限のため、誰がどのセリフを喋っているのか、わかりやすく表現している余裕はありません。

セリフ単体で、直感的に、誰の発言かわかってもらえるのが理想です。

先ほど、「ワシ」や「じゃろ」はステレオタイプだと言いましたが、なんだかんだ、お爺さんお婆さんの喋り方と言えばコレ、という世間の先入観はまだまだ根強いです。

と言う事は、語尾を「~だろ?」と変にリアルに寄せると、「若そうな喋り方だから、きっとこれはお爺さんのセリフではないんだな」と、むしろ逆方向に印象を誘導しかねません。

なので、ステレオタイプだなとわかりつつも、上述の作品では、敢えて語尾を「~じゃろ?」にしました。

おそらく、もし上述の作品がもっと多くの人目についていたら、

「実際にはこんな喋り方のお爺さんはいない。ステレオタイプに染まってるこの作者の程度が知れる」

といったコメントが発生しただろうと思います。

勿論、全てではありませんが、作者の未熟やミスを指摘したつもりでも、実は作者は敢えてそうしているパターンが世の中には往々にしてあるので、知っておいて損は無いかもしれません。

今回は、私の140字小説に限ったケースでしたが、世の色んな老人キャラを描く上で、各々の作家さんなりの理由があったり、無かったりすると思います。

そういうのを想像しながら作品を読むのも、また違った面白さがありますね。

コメント

  1. しゅん より:

    方丈さん、執筆お疲れ様でした。

    これちょっと思ってました!
    こんな表現しないよなぁ…ってwww

    でも140文字で表現するには語尾を想像させる言葉しかないですよね。140文字で書いたことある人にはわかってくれると思います♪

    今日も楽しく拝見させていただきました!

    • 方丈 海方丈 海 より:

      ですよね!
      コメントが無いだけど、思ってる人はいるだろうなぁ…と思っていました(笑

      本当は妥協をしないのが理想ですが、時にはそれも必要だろうと、割り切る事にしました💦
      今日もありがとうございました!

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