140字小説 Vol.21

弟は時速5kmで家を出ました。その30分後、弟の忘れ物に気付いた兄は時速15kmで追いかけました。兄が弟に追いつくと、弟は兄の彼女とキスしていました。兄は物陰で茫然と立ち尽くした後、弟の忘れ物をゴミ箱に捨て、家に戻っていきました。弟と兄の心の距離が縮まるには、何年かかるのでしょうか。

タイトル:【米花小 国語 問①】


死闘の末、四天王の1人目を倒せた。
が、旅は続けど一向に残りと出会わない。

「よく来たな。私が四天王最後の1人だ」
「他の2人はどうした」
「1人は…お前が倒した奴と恋仲でな。病んだ」
「…もう1人は?」
「病んだ彼女を慰め、告白したがフラれ、辞職した」
「………」
「さぁ、かかって来い!」

タイトル:【四天王内恋愛】


「先生、どうしたら子供の勉強嫌いを直せるのでしょうか?」
「貴女は今、何か勉強を楽しんでいますか?」
「いいえ」
「自分に出来ていない事は、子に教えられません。だからまず、貴女が勉強を好きになる事です」
「!!」
感動した私は、家に帰り、TVをつけてポテチを食べながら録画ドラマを観た。

タイトル:【お手本】


「ねぇパパ、地球は時速1700kmで自転してるのよね?」
「君は物知りだね」
「じゃあ、どうして飛行機は、お空に浮いてて地球において行かれないの?」
「よく気付いたね。君には私の〝地動説否定教〟に入る資格があるようだ」
「…遂に、尻尾を出したわね」
私は涙を堪え、実の父に銃を向けた。

タイトル:【真実】


教授からメールが届いた。

『昨日送信してもらった卒論のZIPファイルですが、送る前に中身は確認して下さい。違うモノが入っていました。あと、AVのフォルダ名を卒論名でカモフラージュするのはやめた方が良いですよ。追伸:他にもありませんか?』

卒業してからも、教授とは時々メールしている。

タイトル:【研究熱心】


【pixivFANBOX_カップ麺プランのお知らせ】

1話完結の1~3分でサクッと読める短編オリジナル小説の投稿をpixivFANBOXにて始めました。
これら140字小説の強化版のつもりで執筆しました。
2,3日に1回の更新を目指しています。

ここまで楽しんでいただけた方には、きっとこちらも楽しんでいただけるかと思いますので、お試しいただけると嬉しいです☺

『あなたの命日』というタイトルのYoutube動画があるらしい|方丈 海|pixivFANBOX
クリエイターの創作活動を支えるファンコミュニティ「pixivFANBOX」

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